AS4035-04e:プロマスターチタニウムなステルスシチズン
究極の視認性。マットブラック✕マットホワイトは最高の実用性と機能美を兼ね備えた、極めて普遍的なデザインである。ともすれば地味になりがちなモノトーンの要素をいかに質感良く、美しくまとめ上げるか。時を刻むためだけの時計が、逆に時を演出する。それができる稀有な時計のひとつです。
軽量かつ堅牢なフルチタニウムボディ、ダイヤモンド級の硬度と希少性のサファイアクリスタルドーム。電波時刻補正機能とデジタル制御のパーペチュアルカレンダー。おまけに20気圧防水クロノグラフ。まだまだ日本のものづくりは世界一級であることを知らしめる、非の打ち所のない腕時計です。
PMP56-2911とは双子の兄弟で、日本国内ではこのチタニウムシルバーの2911のみの販売です。AS4035は欧州で販売されています。電波時計ですがドイツの電波のみ対応なので、日本では手動での時刻合わせとなります。時刻合わせの方法は簡単です。リューズを2段階引っ張り、右下のボタンを長押しします。すると、秒針が0秒を指すので、リューズで時刻を合わせてゼロ秒でリューズを押し込むとドンピシャスタートです。時刻の制御はデジタルで行っているので、針位置の微妙な調整とかも一切しなくて大丈夫です。このへんは秀逸な作りです。別に電波で自動時刻合わせしなくても、これだけ手動調整が楽なら十分です。
本機はブラックとは言え濃いガンメタリックカラーです。完全なブラックではありません。このあたりの着色加減はBN0217-02Eにとても近いものがあります。チタニウムシルバーをさらに煮詰めたような、重量感のあるカラーです。それでいてチタン製で軽いのが最高です。とにかくつけ心地が良いです。ライバルはカシオのMRG-7500あたりでしょうか。
このAS4035はシルバーの2911よりもさらにめずらしいモデルなので、ヤフオクでも見かけることは殆どありません。大事に使っていこうと思います。